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一瞬の風になれ/佐藤多佳子

 

受験終了〜合格発表までに読んだ本 その1。


合格発表までの3日間、何してても手につかないんでとりあえず本を読もう!と思ってジャケ・ポップ買いしてきた中の三冊です。全三巻なんですけど、時間潰しどころか三冊とも一日で読み切ってしまいました。これまで読んだことがある陸上・走ることを題材とした小説は800、空を掴むまで、に続いてこれが三作目です。

終盤は記録会やインターハイ予選の様子が大半を占めているのですが、そこまで読んだあとは自分も連やシンジと一緒に走り抜けたみたいに喉がカラカラで手に汗をかいていました。

よくある底辺から努力と根性で這い上がる、という展開ではなく序盤から主人公は陸上未経験にも関わらず部活の二番手になるほど足が速いです。特に大きな苦悩があるわけでもなく(あるにはあるけど、意外とアッサリ解決)気がついたら勝手にレベルアップしてるのでいわゆる王道的なスポ根小説とはちょっと違う気もするんですが、主人公の一人称で語られる物語は軽快で面白いし気持ちいいしとにかく読んでいて楽しいです。連関係の会話は特に。

入部してから三年間を描き、試合で成長する主人公たちがメインに書かれているため、その他の登場人物の関わりが少し薄いかなと思いました。みっちゃんぐらいしか印象に残っていない……。本来ならばもっと重要な位置に立っているはずのお兄さんやヒロインの存在感が、びっくりするほど薄い。え、それで終わり?みたいな。

でも、何度も言いますが読んでいて楽しいです。
生まれながらにして天才的スプリンターの親友に、意地でも追いつきたい。ただ、お前を抜きたい。という主人公の純粋な思い。

走っている時の連はとにかくかっこいいので、誰もが連みたいに走りれたら気持ちいいだろうなと思うから、同じ野望を抱く凡人(あくまでもこの登場人物たちの中では)シンジを応援したくなる。感情移入してしまう。これが、最後まで一気に読むことができる理由ではないでしょうか。

試合、とくにリレーの描写は息するの忘れるくらいドキドキします。


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